正しいシャンプーの方法|Step3 リンス・トリートメント

毛活研究所_正しいシャンプーの方法 リンス・トリートメント
シャンプーでしっかり頭皮を洗えましたか?

優しく、しっかり汚れを落とすシャンプーは美髪の基本ですよ。
※参照『正しいシャンプーの方法|Step2 シャンプー』

シャンプーの後、特に髪の長い女性はリンスやトリートメントをされると思います。
気をつけないといけないことは、リンスやトリートメントは基本的にはコーティング剤ということです。
そのため使い方を誤ると、せっかくしたシャンプーできれいに洗った効果が台無しになってしまうことがありますので、よく注意しましょう。

リンス・トリートメントの役割

 
シャンプーの後、髪を濡れている状態で使うリンスやトリートメントなどは、インバストリートメントと呼ばれています。
この名称については何も決まりがないため、メーカーによってその名称が違っていますが、髪の表面に作用するものと髪の内部に浸透して作用するものの二通りに分かれます。

【髪の表面に作用するもの】

リンスやコンディショナーは髪をコーティングして指通りを滑らかにしたり、水分の蒸発を防いでパサつきを抑えたり、髪に艶を出して見た目を良くするといったものです。

リンス
髪の表面をコーティングして保護膜を作ることによって、見た目や触った感じなど表面上の状態を良くするものです。
リンスは英語で「すすぐ」という意味で、昔はアルカリ性の石鹸をシャンプーに使っていたため、その中和に酢やクエンさんなどの酸性のもので髪をすすぎ、開いたキューティクルを引き締めていて髪を滑らかにしていたことに由来します。

コンディショナー
基本的な働きはリンスと同じですが、リンスより栄養を髪の内部に浸透して傷みを補修するトリートメントのような効果を持っているものが多いようです。

【髪の内部に作用するもの】

トリートメント・ヘアパック・ヘアマスクなど、髪の内部に栄養を浸透して髪を補修したり、髪の質感を調整するもので、ダメージが気になるときなど特別ケアとして使われるもの多いです。
リンス・コンディショナーのように表面をコーティングする作用があるものが大半です。

トリートメント
濡れてキューティクルが開いているときに有効成分を浸透させて水分や栄養を補ったり、髪の傷みを補修して、内部から髪の状態を良くするものです。

ヘアパック・ヘアマスク
基本的な働きはトリートメントと同じですが、トリートメントより栄養補給や補修効果が優れているものが多いようです。

その製品のメーカーによって使用方法は異なる場合がありますが、シャンプー後のリンス・トリートメントの順番は、先にトリートメントをして成分を髪の内部に浸透させて、最後にリンスで表面をコーティングするのがより効果的です。
リンス・トリートメントのどちらかのみを使うのなら、トリートメントを使うほうがおすすめです。

リンス・トリートメントの使い方

 

【前準備】

効果的に使用するには、リンスやトリートメントの前にしっかり水気をとりましょう。軽くタオルドライしてもいいと思います。
リンスやトリートメントの成分には油分が含まれているので、水分が多いとはじかれやすく、また成分が流れて薄まってしまうので内部に浸透しにくくなります。

量はその製品ごとの規定を守りましょう。
たっぷりつければ効果が上がるというものではありません。
つけすぎれが油分量が多すぎてベタベタになりますし、少なすぎれば効果が下がります。
ミディアムで500円玉くらいが標準になると思いますが、髪の長さや量に合わせて調整しましょう。

まずは手のひらに出して、体温で温めながら伸ばしましょう。
キューティクルの性質から温かいほうが成分が浸透しやすく、手のひらから指の間までいっぱいに伸ばしたほうが髪につきやすくなります。

【つけ方】

つける場所は耳から下の髪だけです。
頭皮につけてしまうと、成分に含まれた油分やコーティング剤がシャンプーできれいに洗った毛穴についてふさいでしまい、頭皮トラブルの元になりがちです。
頭皮につけて使うスカルプ用トリートメントというのも中にはありますが、専用でない限りは頭皮から避けましょう。

顔は乾きやすいところは重ねて、オイリーな部分は薄くクリームをつけますよね。
髪も同じようにダメージの多い毛先や髪の表面は重ねづけしてたっぷりと、そうでないところは少なめにつけるようにしましょう。

一番傷んでいる毛先から順番に2,3回に分けてつけると効率的に髪になじませることができます。
毛束ごとに手でぎゅっと握って、成分を髪に押し込むようにしましょう。
そして最後は、全体に行き渡るように軽く手ぐしでときましょう。
髪の量が多い人は全体に行き渡らないことがあるので、粗めのクシで軽くコーミングするのもいいかもしれません。

全体になじませたら、リンス・コンディショナーは2~3分、トリートメントは5~10分くらい放置しましょう。
トリートメントなどは髪の内部に浸透させるのに少し時間がかかります。
この時にシャワーキャップなどで密閉したり、蒸しタオルで温めるとより浸透が良くなって効果的です。
長時間放置するのは逆影響なので、時間は守りましょう。

【すすぎ方】

シャンプーのすすぎと同じですが、すすぐときは顔を上向きにして、髪の流れに沿ってシャワーをかけると髪がからみにくいです。
襟足や耳の後ろは洗い残しやすいので念入りに洗い流しましょう。

リンスやトリートメントは油分やコーティングといった落ちにくい成分が入っているので、しっかりと洗い流しましょう。
成分が残るとフケやカユミ、毛穴を詰まらせてニキビや炎症を起こすといったトラブル原因になります。
髪のすすぎが終わってから、顔と身体についた分をしっかりと洗い落としましょう。


リンスやトリートメントの種類は千差万別といってもいいほどの種類があります。
ここで紹介したインバストリートメントと逆に、お風呂の後に使う洗い流さないトリートメント、アウトバストリートメントというものもあります。
こちらは髪の補修に加えて、保護やスタイリングに使われたり、製品ごとにさまざまな役割があります。

もう1点気をつけないといけないことは、その成分です。
一番は髪質に合うものですが、中には肌には刺激が強い成分を使っているものもあります。
またよくあるのが、ノンシリコンシャンプーの同じシリーズのリンスやトリートメントはシリコン入りというもの。
効果を考えてライン使いをするのに、これではあまり意味がなくなってしまいますよね。

きれいになるために使うものですから、ただ使うのではなく、成分にも気をつけながら、より効果的に使って美髪を目指しましょう!