おうちでしよう!頭皮のセルフチェック


髪の土台は頭皮。健康な髪に生えてくるかは、頭皮の状態で左右されます。

頭皮の状態は生活習慣・ライフスタイル・季節などによって変わります。
でも問題を感じなければ、頭皮のために美容室や病院に行くことはなかなかないですよね。

そこで自分でできる頭皮の簡易チェックの方法をご紹介します。

頭皮のセルフチェック

 
セルフチェックは鏡を使って頭皮を見ながら、触って行います。
前頭部・側頭部・後頭部・頭頂部と全体を確認してから、総合的に判断しましょう。

    3つのチェックポイント

  1. 頭皮の色
  2. 頭皮の状態
  3. 頭皮の固さ

チェックの際は、その場所や体の状態にも注意が必要です。
照明の色が温かみのあるオレンジっぽい電球色、寒色系の青っぽい昼光色の下だと、本来の肌色とは違う色に見えてしまうこともあります。
また寒暖が極端なところ、入浴や運動などの直後は汗をかいたり、肌が紅潮したりと通常とは見え方が変わってしまいます。

そのため照明は肌の色が一番自然に見える太陽に近い昼白色。
温度の影響が体にでない、暑すぎたり寒すぎたりしない場所。
できるだけ安静した状態で行うことが望ましいです。

目でチェック

 
最初は髪をかきわけて、頭皮を観察しましょう。

    【チェック内容】

  1. あなたの頭皮は何色ですか?
  2. 頭皮に傷、ニキビや湿疹、炎症、部分的な脱毛などはないですか?
  3. 皮膚がシワシワになっていたり、粉を吹くようになっていたり、フケが目立ちませんか?

健康な頭皮は、顔などの皮膚に比べると青白い色をしており、透明感のある艶があり、キメの整っています。
頭皮は髪で紫外線から守られているため、もともとの皮膚の色を保っていることが多く、その薄い皮膚を通して、皮膚の下を流れる毛細血管を流れる血液の量や色、生えている髪の毛根の色が影響して青白く見えます。
そのため、濁ったような白さ、黄色、赤・茶色など、青白い以外の色をしている時は頭皮になんらかの異常が起きている場合が多いです。
※参照『頭皮の色は健康のバロメーター』

頭皮は薄いので爪をたてたりするとすぐに傷つきます。
また衛生状態の悪さ、体内の疾患、食生活や睡眠不足などの日常生活の乱れ、ストレスなどは頭皮のトラブルとして表面化しやすいです。
シャンプーや整髪料などがあっていなかったりすると、フケやかぶれの原因にもなります。
フケはさらさらした乾燥したものか、べたっとしたウェットなものかで対応が変わりますので、どちらか確認しておきましょう。

指でチェック

 
指で頭皮に触って確認していきましょう。

まずはおでこを指で軽く押したり、ゆっくりと左右に動かしてみてください。
爪が当たると皮膚を傷つけますので、指の腹で行ってくださいね。
次は頭皮で同じことを試してみます。指の場所を変えて、全体を押したり、動かしてみてください。
最後に頭のてっぺん、左右の耳と鼻筋の真ん中を結ぶ交差点の位置にある「百会(ひゃくえ)」をゆっくりと強めに押してみてください。

    【チェック内容】

  1. おでこと比べて頭皮の固さや弾力は同じで、指を動かしたときに頭皮も一緒に動きますか?
  2. 痛みや突っ張り感、腫れなどの異常はないですか?
  3. 頭皮の温度は体幹部に比べて極端に冷たい、もしくは熱いですか?
  4. 皮膚の表面にべたつきやかさつきがありますか?
  5. 頭皮から離したあとの指に嫌なニオイはありますか?

健康な頭皮は柔らかく、空気の入ったゴムボールのように押し戻すような弾力があります。
柔らかさには個人差がありますが、頭とおでこは同じ一枚の皮膚なので、おでこと比較してみてください。

頭皮が突っ張っている感じだったり、弾力が少ない骨ばったような固さなら、頭皮の毛細血管が血行不良を起こしている可能性があります。
逆に押した指の跡が戻らないような弾力のないぶよぶよした状態の場合、血行だけでなくリンパの流れも滞っており、老廃物が溜まってむくんでいる可能性があります。

名の由来が体にあるすべての経絡が出会うという意味の「百会」は、自律神経に直結して安定化させるツボと言われています。
そのため刺激すると肉体的・精神的の全身に作用するため、万能のツボとも言われています。
押したときに気持ちいいと感じるなら問題ありませんが、自律神経が乱れていたり、血行不良をはじめ心身に不調があると痛みを感じます。

頭皮の温度は、体温よりも1~3度低いくらい適温とされています。
それよりも極端に温度が低くなっていたら、血行が滞って冷えが起きていると考えされます。
頭皮が固かったり、むくんでいる部分と温度の低いところは大体同じだと言われています。
逆に熱く熱を持っている場合は炎症を起こしている可能性があります。
赤くなっている、かゆみや痛みがあるなど症状が重なっている場合は、医師の診察を受けるようにしましょう。

また実際に触ることで、頭皮の皮脂量も確認できます。
汗をかいていないのに皮膚がべたべたしているなら皮脂の分泌が過剰気味。皮脂をエサとする雑菌の繁殖しやすく、頭皮が不衛生になりがちです。
頭皮に溜まった皮脂が酸化するとすえたようなイヤな悪臭を発し、頭皮を酸化して老化させる原因になります。指に強くニオイがついているようなら要注意です。
逆に皮膚がカサカサな状態は乾燥気味。皮膚を守る天然のバリアの皮脂膜が皮膚を覆いきれずにバリア機能が壊れ、外界のダメージを受けやすくなっています。


あなたの頭皮はどうでしたか?
セルフチェックで「あれ?」と思うことがあったら、原因として思い当たることを改善していきましょう。

髪も頭皮もトラブルが起きないのが一番良いことです。
でも、もしなにかトラブルが起きるなら、できるだけ小さい兆候のうちに気づけたほうが、ケアにかける時間や労力、心理的な負担が少なく済むのは間違いないことですよね。

自分の状態を確認する習慣をつけることは、トラブルの予防と早期発見につながります。
より良い美髪を保つためには、日頃からのまめなチェックと早めのケアが大切です。
※参照『スカルプケアって何?』