薄毛の原因|加齢

毛活研究所-薄毛の原因|加齢
人は30代から老化がはじまると言われています。
肌から弾力が減る、しみやしわが増える、老眼になる、胃腸が弱る、関節が痛むなどの老化の症状は髪にもあらわれてきます。
そのため、若いころに比べて抜け毛が増えた、髪のボリュームが減ってきた、頭皮が目立つようになってきたなど、薄毛・抜け毛の症状は男女共にある自然な老化現象と言えます。

細胞の老化

 
体内のあらゆる細胞は老化してくると、その機能が低下していきます。
それは身体を構成するあらゆる臓器、骨、筋肉、皮膚、髪を生成する毛母細胞などすべての細胞が該当します。

細胞の老化によって、血液を送るポンプの心臓は少しずつ硬くなり柔軟性が、筋肉は痩せて収縮性が失われていきます。
血管自体も弾力性が失われてくるので血圧があがりやすく、全身の血行が悪化しやすくなります。
胃腸などの消化器官も機能が低下し、消化液の分泌も減るので、食べたものの消化吸収・老廃物の排出能力が低下してきます。

血行悪化、栄養不足などで毛母細胞に十分な酸素や栄養が運べず、さらに細胞は老化による機能低下で新陳代謝が低下してくると、細胞のターンオーバーが乱れて経年のダメージの蓄積が表面化するようになってきます。
新たな健康な細胞が生産されにくくなるので、髪の生成は遅れ、健康で丈夫な髪が生えにくい状況になってきます。
皮膚は少しずつ薄くなって弾力を失い、水分・皮脂が減るので乾燥するようになり、皮膚のバリア機能が低下して頭皮環境が悪化しがちになり、生えている髪が抜けやすい状況になりやすくなります。

自立神経の乱れ

 
加齢は自律神経にも影響して、そのバランスが乱れてくることも原因のひとつです。
交感神経の働きは歳を重ねてもあまり変わらないのですが、副交感神経はその後は年齢を重ねるごとに低下していき、男性は30歳くらい、女性は40歳くらいを境に急速に低下すると言われています。
そのため、交感神経の働きが強すぎる偏ったバランスになりやすくなります。

交感神経が強く働き過ぎると心身の緊張状態が続くので血行が悪化し、体内に老廃物が溜まりやすく、消化器官の機能が低下するので栄養不足になるなどの症状が起こります。
また副交感神経がよく働かないので心身を「休息と消化モード」に調整できず、疲労やダメージに対するメンテナンスが十分にできません。
この状況が続くと体の機能が低下してさまざまな不調を起こしやすく、また老化も進みやすくなり、直接的にも間接的にも髪・頭皮に影響します。

ホルモンバランスの乱れ

 
また女性の場合、加齢によってホルモンバランスが崩れてくることも原因のひとつです。

女性ホルモンの1つである「エストロゲン」には、ヘアサイクルを整えて髪の成長を促し、髪の成長期を持続させる働きがあります。
このエストロゲンの分泌は28歳ごろがピークといわれており、その後は年齢を重ねるごとに減少していき、更年期を迎えると急速に分泌量が低下します。

女性ホルモンが十分に分泌されているときは問題はありませんが、ホルモンバランスが乱れて女性ホルモンが減少してくると、もともと体内にある男性ホルモンの影響が大きくなります。
男性ホルモンも大切な働きがありますが、頭部の髪にとっては女性ホルモンとは逆にその発毛を抑制する働きがあり、その影響を強く受けるようになるとAGAを引き起こすこともあります。

加齢による影響はこの他にも考えられていますが、この3つの影響はとても大きいと言われています。

改善方法

 
加齢による老化は100%防ぐことはできませんが、ケアすることで遅れさせることは可能です。
・早寝早起きで十分な睡眠を取ること
・栄養バランスのよい食事
・体を清潔に保つ
・適度な運動
女性は仕事・育児・家事と忙しい日常を送っていると、なかなか自分の時間が持てずに疲れが溜まりがちです。
そのためこのような規則正しい生活習慣は健康維持だけでなく、老化予防としても大変効果的です。

ヘアケアの一貫で育毛剤を使うこともおすすめです。
頭皮と髪に必要な栄養補給、血行促進など育毛を促し、頭皮環境の改善する効果があります。

また体の冷えも髪にとってもよくありません。
入浴をする、頭皮マッサージをする、帽子やストールなどを使うなど、体を温めて血流を促進させる方法も効果があります。

そしてストレスの対策です。
女性は男性に比べると共感できる能力が高いため、よりストレスを感じやすいとも言われています。
過剰なストレスは老化を促進させたり、自律神経・ホルモンバランスを乱して体調不良の原因になりますので、うまく発散できる方法を見つけることも大事です。
没頭して楽しめる趣味をいくつか持つことが、身体的にも精神的にも若々しさを保つゆえで効果があります。


老化は薄毛・抜け毛、白髪がよくあげられますが、髪が細くなってきた、ハリやコシがなくなってきた、うねりなどのクセがでてきたというのも、初期症状と言えます。
髪の老化は目立ちやすいので、顔の肌の老化以上に見た目年齢を左右するもの。
老化自体は防げませんが、早め早めのケアでうまくつきあっていくことはできますので、若い気持ちを大事にケアしていきましょう。